11月24日のリサイタルの話
- saki nishioka
- 2024年9月14日
- 読了時間: 3分
更新日:3月13日
11月24日(日)の奈良県橿原市(大和八木)でのリサイタルの内容について書いてみようと思います。
会場となるテーネ・ザールの開館16周年記念公演ということで、
私らしさもありつつ、お祝いムードただよう雰囲気で!と考えた今回のプログラム。
そりゃもちろんフォーレは弾くよね!!!!!と思い
その中でもどの曲にしようかな...と考えた時に、
お祝いムードにふさわしく華やかな雰囲気に満ち、
しかも私がフォーレの魅力に気付くきっかけとなった作品でもある
「ヴァルス=カプリス第1番」は、
真っ先に思い浮かびました✨
(※ヴァルスはフランス語でワルツのことで、3拍子の舞踏。)
全4曲あり、派手さもありつつどれも気品漂う作品。
私自身も、この4曲を一つのプログラムに一気に並べるのは初めてのことですし、全曲まとめて演奏会で耳にする機会は滅多にないかと思いますので、
ぜひその華やか且つ繊細な世界をご堪能ください!
ちなみに第2番は、
フォーレと親交のあったスペイン人作曲家のアルベニスが最期を迎える際に、
そこに駆けつけたフォーレに対して、
「最後に君のあの曲が聴きたい。」
と言った、という話が残されています。
そんな瞬間に聴きたいと思わせるなんて一体どんな音楽なんだ...という視点からも
楽しんでいただければと思います。
また前半のメインに据えているのは
シューマン作曲「フモレスケ」。
最近私のことを知ってくださった方にはイメージが無いかと思いますが、
学生時代、特に高校生〜大学生時代には好んでよく弾いていたドイツの作曲家です。
当時は情熱的で心揺さぶられるような曲に惹かれることが多く、
ピアノソナタ第2番や、交響的練習曲などはたくさん取り組んだ思い出深い作品です。
この “フモレスケ” とは、
喜びや悲しみ、苦しみなど様々な感情が入り混じるような様子をさしており、
今回ホールの16周年ということで、今に至るまでにこの場所に音として刻み込まれた数々の歴史があり、そこに集う人々の様々な表情をホールが見てきたように、
様々な感情が垣間見えるこの作品を重ね合わせ、
─ 紡ぎゆく音 ─
というサブタイトルにも繋がっています。
こちらもとても秀でた音楽ですが演奏される機会は控えめかもしれません。
まあ結局私という人間は、
誰もがこぞって取り上げるものより
少し影に隠れてひっそりと輝きを放っているような存在の音楽が好きなのです😂
その他、シューマンが書いた歌曲を元にリストがアレンジした「献呈」や、
リストのオリジナル作品からは 巡礼の年第2年イタリア より「婚礼」「ペトラルカのソネット第47番」をお届けいたします。
このリストという作曲家はフォーレが大変尊敬し多大な影響を受けた人物、
ということもあり選びました。
コンサートに足を運ばれる際には、
きっと、世間一般によく知られている有名な曲や、耳馴染みのある曲を生演奏で聴き、喜びを感じてくださる方々も多いと思いますが、
私は、
聴きにきてくださった方が、今まで知らなかった音楽に出会い、
「こんな美しい(面白い、魅力的な...etc)音楽があったんだ!」
と、新たな発見に繋がるきっかけとなれたら、
という思いを第一に、毎回プログラムを組んでいます。
今回も、皆様にとっての、お気に入りの一曲に出会うきっかけとなれれば幸いです😊
ぜひ会場でお待ちしております!✨
チケットご購入はこちらより⏬
(テーネ・ザール公式サイト)


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